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多能工と地質調査(1)

どうも、ボーリング技術者のボリ・ボリーです。
今回は最近よく目に入る「多能工」というワード掘ってみたいと思います。

私はTwitterで建設系アカウントの方を多くフォローしていているのですが最近そんなタイムライン上で「多能工」というワードをよく見ます。

それは何かと調べてみると1人で複数の作業や工程を遂行する技能を持った作業者のことをそういうらしいです。
そんな多能工の方を増やしていく取り組みがすすめられている理由として大きいものが業界の人手不足対策。それから色々なコストの減少がある。

工事や建築はいくつもの工程、職種でできあがっていくので、そのうちのいくつかの工程や職種を多能工が行えば人や段取りが減り、その多能工も手待ち、移動が減り利益が上がる。

これを地質調査で考えてみる。

まず工事、建築の場合、最終的な目標は構造物などの完成になるが地質調査の場合は地質調査(現場ボーリング調査)の完了を目標として考えを進める。この時点で考え方が多能工ではないという考えもあると思いますが、先に書いた多能工とは1人で複数の作業や工程を遂行する技能を持った作業者のことという意味を私なりに解釈した考えなのでこのまま、先に進みます。

そしてボーリング作業の中にどのくらいの作業工程があるか整理してみる。

○伐採(刈払器、チェーンソー)
○足場仮設(平地、傾斜地、水上)
○その他足場、仮設方法(フロート等、索道等)
○各種建設機械運転(不整地運搬車、積載型クレーン、車両系建機)
○モノレール仮設
○ボーリング(仮設、掘削)
○各種原位置試験
○セメント、グラウト注入
○機械整備、修理
○溶接作業
○その他(写真管理、ドローン等新技術)

このように多くの工程があり、現場では基本的にオペレーターと助手の2人1組で作業を進めている。
とはいえ現場によって使用する道具や機械が違うし、稀にしか選ばない工程もある。なので全部ができる技術者は多分いないと考える。
書いてる私にしても上の工程の中でできないこと、したことないことは多いです。だからそんなときには専門業者に依頼します。
どの工程にしてもそうですがそんなに難しくないレベルの作業は自分で行うこともありますが高難度、危険性もあるものも専門業者に依頼します。
それにしてもボーリング作業の工程は多くの場合ほとんど自分で行うので私は「多能工」を調べるうちにボーリング作業って昔から多能工だったのか。と感じるようになりました。
私の周りの環境や経験からそう感じさせるのかもしれません、その話は(2)で書いてみたいと思います。


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