掘進技術 計画.準備

6mロッドを使用する

どうもボリーです。

ただいま70m級の深掘り現場に入っています。

今回この現場では裸孔掘りと6mロッドの使用を試してみているところです。

今はまだ掘ってる途中なので裸孔に関してはまた別の記事にしようと思っています。

今回は6mロッドの使用についてです。

6mロッドの使用を諦める

裸孔で6mロッドを使って掘ることはこの現場に入る前から決めていました。

なので初日の仮設のときから三脚櫓を6mのロッドが立てかけられるようにしておきました。

初日の状態

早く試してみたかったので掘削深度が10mくらいのわりと早い段階で3mのロッドを2本繋いでロッドを6mにして使ってみました。

いつもは3mロッドの状態で使っているので急に無理をして身体に負担がかからないように助手くんに意識させてから6mロッドを持ってもらいました。

しかし、結果は予想以上にふらふらぷるぷるしていてロッドを繋ぐ高さまで上げることができませんでした。

重たいのは分かるけどそれほどか?と思い今度は自分が6mロッドを持ってみると

なんとかパワーで持ち上げて繋げないことはないのですが、70mまで掘るとして6mロッド10本以上を繰り返し繋ぐ作業のことを考えると、このやり方は適切ではないと判断して早い段階で6mロッド使用することは諦めました。

ふかぼり!メンバーからやり方を教えてもらった

一方で6m掘りしている人達はどうやっているのかについてとても気になっていました。

この時にTwitterで6mロッドはあきらめた…。という呟きをしたところ、それを見てふかぼり!のメンバーがアドバイスをくださいました。

聞くとパワーで上げる場合もあるけど楽に作業をするやり方があるということで

自分がTwitterに上げていた上の三脚櫓の画像を使った図にしてもらって詳しく教えてもらいました。

自分の現場に落とし込む

たくさんの方に教えていただいたことを活かして、自分の現場に合わせたやり方を考えて再度現場で三脚櫓上部の仮設を行いました。

そして今回出来あがったのがこちら

6mロッド仕様三脚櫓

教えていただいたことを参考にしながら以下のポイントに意識して作りました

6mロッドが倒れないように囲むこと+囲いを利用してロッドを運ぶ

6mロッドを使って作業した事がないことと、基本助手君がメインでロッド繋ぎをすることを考慮した結果、安全面のことを考えて全面囲うように枠を作ることにしました。

枠があることで、画像中の赤い矢印のように枠を利用してなるべく力を使わずにロッドを運びたい狙いもありました。

持ち上げた時に穴の中心あたりに楽に持っていけるように支点を作る

画像中のクランプの真横に赤い点がありますがこれの点がだいたい調査孔の上になります。

枠を利用してクランプ(赤い点)のところまでロッドを運んだ後にクランプを支点にしてロッドを持ち上げて繋ぎます。

こうすることによって三脚櫓を改良する前に試した時のようにふらふらぷるぷるせずにロッドが楽に繋げるということでした。

それから基本的なことですが以下のことも考慮しました。

・立てかけた時やある程度の激しい作業に耐える安定性

・普段の作業の動線(流れ)の邪魔にならないように作る

いざ、実践!!

そして仮設完了後諦めかけていた6mロッド使用にリベンジしました!

結果はというと

いい感じにできました!

まずは自分が試しました。

やはり支点があるとないとではやりやすさに雲泥の差がありました。

だいぶんやりやすくなったことを確認した後に助手くんにも試してもらいました。

初めはなんだかやり辛そうにしていたので仮設を改善しても実戦投入は厳しいか?と思いましたが、しばらくロッドの上げ下ろしをしていると慣れてきて無事に6mロッドを使用できるようになりました!

6mロッドを使用して感じたことや使い方のコツ

まだ掘ってる途中ですが6mロッドを使ってみてあれこれ気付いたことがあるので挙げてみます。

まずこれは教えてもらっていたことで

・膝を使ってしっかりと下半身で持ち上げること

支点があるとはいえ普段使っている3mロッドよりも重量があるし、3mロッドですら安全に持つために基本的に下半身を使って持ちます。いつも以上にしっかりと下半身で持つことを意識しています。

それから実際にやってみて感じたこと

できる限り2人で協力するとラク

繋ぐときはロッド上部のブレのせいで少し回し辛さがあるし、外してロッド置き場に戻すときも補助して2人で協力した方が身体への負担が減るのでできる限り2人で協力したい。

ロッドを降ろすときはアイアントングを利用することで片手に余裕ができるのでロッドを回す手伝いができています。

ロッド回し補助状況

合図や掛け声が大事

合図や掛け声に関してはいつも大事にすべき事ですけど、6mロッドを使用する場合の多くは50m以上の深掘りだと思われます、

深掘りでロッドの重量が増えることで何か事故があった場合の危険度も大きくなるので普段以上に注意して合図や掛け声を行いたいです。

それに何より1日中ロッドの脱着をしているわけですから、黙ってやるよりいいリズムが生まれるように思います。

今後も改良していく

なんとか6mロッドを使用する形ができて、作業の中で流れやコツも覚えてきました。

今回の現場では深掘りを他にも数箇所する予定なので、作業をする中で三脚櫓ややり方などについて改良を重ねてより作業しやすくしていきたいです。

教えてくださった方々6mロッド使用できるようになりました。ありがとうございました!

追記 3人作業

本日、急遽3人作業で掘っているのですが6mロッドで深掘りする場合で作業することだけを考えるなら3人作業がベストな人数だと感じました。早いし身体への負担も少ないし休憩取れるし、いい感じですw


ボーリング技術者 ボリ・ボリー

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