
どうもボリーです。今回もよろしくお願いします。
先日とある現場で感じたこと
今回のタイトルの地形や情報を考慮してコア取りに挑むというのは
先日コア取り現場で感じたことなのですが、正確には挑むというよりはそうしていきたいということになっています。
このときは川沿いで掘っていました。

すぐに河床砂礫が出るのではないかという予想を聞いていましたが
表面近くから数メーターは川砂が出現しました。
その後砂礫になりましたが礫玉石以外の部分は比較的緩くて取りにくいモノでした
山奥で硬い石が出るエリアだったので礫玉石が多くなってくると時間もかかりました。
作業は無事に終わりまして、検尺のためにコア箱を並べているときに今回の作業を振り返りながら次掘るのであればどうするという想像をしていました。
コアとN値と掘った具合を踏まえて考えると初見のときよりは適切な道具の選定や水量などが推測できるようになります。
しかし想像しても推測しても、この時は2本目を掘るわけでもないので、また近所に掘りに来た時に参考にしようくらいに思っていました。
そんなときにふと、地域で違いはあれど地形によってどんな地質が出現するというのはある程度分かる場合があるから近隣のデータと合わせて考えてみると1本目を掘った後のように取り方の推測ができるのではないかと思いました。
地形や情報を考慮してコア取りに挑むとは
推測なので、もちろん実際掘るときに違いはあるでしょうけど参考程度に役立てていこうということです。
地質調査は基本的には情報がない状態でも水量や水圧や挙動を観察しながら状況に合わせて取るのが理想的ですが
採取率を上げていくためにはやれることをしていきたいですよね。
現にサンプリングは1本目の調査で得たデータを参考にした状態でコア取りに挑むので採取率は比較的高いです。
そんな中で今回の題名である地形や情報を考慮してコア取りに挑むというのは具体的どうするかということですが
これは地形や地質に詳しくなることが最善であり、答えでしょう。
しかし複雑な地層構造を少ないデータから高度に推測することは難易度が高すぎます。地質博士レベルの所業です。
今回取り上げているのはそこまでのレベルの話ではなくてもっと簡単なことです。
例えば今回の現場を例にすると河床砂礫が出現する前に川砂が出現したことを覚えていて近所のポイントでも意識してコア取りに当たるとか
このエリアでこの川沿いの河床砂礫ではダイヤビットの硬さは何番が適していたかとか着岩深度や岩の種類とかのことです。
他にも盛土部の掘削でコア取りでは礫が多く混入していているが緩い土質が出現する可能性が高いことや
掘削水が盛土部の水道(みずみち)から漏水することをあらかじめ意識したり

崖錐や地滑り地形などでは崩積土であるイメージを意識してビットやリフターの選定をするとかそんなところです。

他にも現場近くに露頭があれば参考にできるでしょう。

ボーリング調査は点の調査なので大きい地形というよりは上記のような微地形に近いスケールの地形の特性を意識するのが実用的かもしれません。
地質構造を高度に推測したり応用するのに地質博士じゃないから云々と上の方で書きましたが地質の知識も取り入れながら現場作業をしていきたいです、
ボーリング調査の実務にどれほど役立つかは分かりませんが基本的な地質リテラシーは装備していたい。
地形について基礎的なこともおさらいしながらこつこつやっていきたい。こつこつ。
ボーリング技術者ボリ・ボリー