掘跡(作業記録)

予知の人かよ

晴れ 時々雨 25-15℃

昨日引き継いだ現場をより自分好みにするために追加の資材をいくつか積み込み、現場へ持っていく。他にも追加で持っていきたい道具があるのでもう一度会社へ戻って道具を積み込んで現場へ向う。なんという手間を、、と思われるかもしれないがそうではない、会社から現場がめちゃめちゃ近いのだ。

マジで近いから、現場付近を通る歩行者は何度か見た事のあるような人達ばかりだ。

他の地域でいつものように仕事をしていたとしたら現場の近くに誰かが通っても、話しかけられたって心からの住民ファーストで対応するのだけど、通りがかる人がおじいちゃんの友達とか実家の町内会の顔見知りとか同級生の親とか知ってる人だとなんか少し気まずい。

会社から現場までの距離はほどよく離れている方がやりやすいってのはあるかもね。

なんていいながらも、もちろん地元だからって手抜きも忖度もなしでいつも通りに掘進していますよ。

今日の掘削は軟らかいエリアでした。

貫入~打ち込み~貫入~打ち込みの繰り返し…m毎に貫入2回するような気分。

次から次へと掘削が進む中で、何度か一瞬、山でダブルで動噴掘りをしている自分と、ライナーの中で横掘りに苦戦している自分がチラついた。

違う世界線と、今後の未来についての景色がなぜ今自分に訴えかけて出てくるのだろうか。今に収集。目の前集中しよう。

午後3:00頃に風が強くなって雨が降ってきた。粒の大きい冷たい雨だった。一瞬で止んだけど降る前とは気候の気配が変わった。近くで雷の音がする。目の前に真っ黒な雨雲が素早く移動している。不安だったが気にせず掘り進めた。

午後4時過ぎ、現場はくもりだけどさっきよりも近くの雷が多くなった。気温もぐっと下がったし、体感でも大きい雨が来ることが分かった。それでも、もう1メートル掘ろうかどうかコアを整理しながら考えていた。

すると、見慣れた車が現場へ来た、父だ。

何の用事かと思えば、雷もすごい鳴ってるし、きっともう降ってくるからいい時間だし早めに今日はやめにしようということだった。

なにを…もう少し、と思いながらも、自分も止めるかどうか見定めていたところだし、いい時間なので作業をやめて片付けをすることにした。

それだけ伝えると父は車に乗って帰っていくのだが、乗りこんで発車した瞬間に大粒の雨が勢いよく降ってきた。

予知の人かよ、と思ったし、これはさすがに本人もそう思ったと思う。

昨日は引き継ぎしたばかりであんまり余裕がなかったから気が付かなかったけど、今日は現場で春の新しい植物を5種類くらい発見しました。嬉しい。

眠い。

いい孔掘れますように。

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