
晴れ 18-12℃

別孔から次の別孔へ、、数日前の自分のケツを拭かなきゃならない。
ケツみたいに丁寧に拭けばピカピカになればいいのだけど、あの粗砂は丁寧とかそんな気持ちでどうにかなるものではない。
細粒分がほぼない、含水が多くて、透水量が多い。
粗砂のときにいつもやる必殺技を使っても、こちらのエンジンが負荷り負ける。
持ってる道具じゃあ対応しきれなさそうだったので、多い水量を使ってもいいように長めのシューで、落失防止も考慮した板羽付きのシューを購入しました。

しかし、、このシュー届いて見た時に思ったが、なんかバネが短い。こんなもので砂の落失を防止できるのだろうか?不安になった。
全面覆う落失防止のバゲットも持っているが、あれはあれでコアが入る時に邪魔をしてしまう使用感があるし、過去にいい思い出もないのでできれば使いたくない...。
周りのボーリング調査でも、購入したこのシューと同じようなものを使って採取していると聞いていたし、不安はあるけどものは試しだ、ダメならまた移動すればいいじゃないの!と強く自分に言い聞かせて、シューを覆っているビニールの包装を、返品できなくなることと、絶対に取るという気持ちを込めた親指で強く押し穴を開けて取り出した。

今回採取したサンプルは、試験場に持って行くのだけど、試験場が対応してくれる時間と、凍結させる時間のリミットがあるので、サンプリング深度手前までの掘削を急がないといけなかった。
いよいよサンプリングというときに、ケーシング内にスライムが多く確認されたので、今回はミスは出来ない、丁寧に基本は守って進めていきたい方針から、時間に全く余裕はないのだけどスライムの除去を丁寧に行ってからサンプリングを始めた。
時間が無いからサンプリングもぽあぽあやってらんない。
五感を研ぎ澄まして、必要な対処を、現実の把握に全力を出して努めながら、祈るように下へ下へと掘る。掘りすすむ。
ここか。という深度で、自分を疑い、責める、執拗に自問自答をする。それでもいいよと思えたらサンプラーの引き上げ作業を始める。。。
この時に、もしかしたらと思っていたから予め助手さんに伝えておいて良かったと今思うが、地上にあげた時にサンプラーの中の砂がビシャア!と落失してしまうかもしれないので、サンプラーを上げたらすぐに床にサッと降ろすことを入念に伝えていました。
伝えただけでは実際に上手く対処できるか心配でしたが、サンプラーを地上にあげる瞬間、伝えた通りスムーズに割れ物を扱うようにやさしくサンプラーを床に降ろせました。
すぐにコアチューブの先端を観察すると、立てた状態のコアチューブの先端から中身の砂がゆっくりと流れ出そうになっているので、すぐに枕木の上に横向きに置き、サンプラーのビットを取り外し、中身を確認しました。
サンプラー中のサンプルが入るためのアクリル管を、取れていてくれと願いながら引き抜く。
引き抜いている時、数cmごとに透明なアクリル管に中身があることに安心しつつ、まだ見えない数cm先の状態にドキドキしながらアクリル管を最後まで取り出す。
満杯、とまではいかなかったが採取できていた。担当さんに電話してすぐに確認してもらうと、試験できるサンプル長なのでこれで採取は完了でよいということで、時間はギリギリでしたが無事にサンプリングを終えました。
ドライアイスで凍結させている間、担当さんとお話している中で、現場のスケジュール的に撤去作業を急ぐ必要はないということだったので、連休明けは、実験と勉強のためにもう1発サンプリングに向かってみるつもりです。
いい孔掘れますように。