
どうもボリーです。
今回は井戸掘り現場の手伝いに行ってきました。
井戸の利用目的は庭の植物への水撒きということで、水質をそれほど気にしなくてもいい案件です。
一般家庭で、水撒きに使いたいだけということなので、お客さんとしてはできるだけ費用は抑えたい。それに答えるため、なるべく費用がかからない掘り方で段取りを組んでいきました。
まずは担当者が現地の下見に行き、どのような作業ができるのか確認します。
その後、付近の地質図を調べて取水可能な層がどのくらいの位置に在りそうか、在ればどのような方法で掘削するかを考えます。
お客さんの要望と現地状況を踏まえて担当技術者が現場の段取りを用意しました。
段取りは
①ダブルスコップで1m程度穴を開ける
②ケーシング挿入
③ベーラーで掘削&ケーシング挿入
④予定深度で掘止め
⑤パイプ挿入
⑥ケーシング抜管
⑦砂利投入&上部遮水
⑧整地。完了。
となっていました。
この流れで進むことが出来れば、マシンを使用しない孔掘りで済むので、料金的に少し安く抑えられます。(当社の場合)
しかし、掘削中に地層中に礫や硬い粘土などのダブルスコップやベーラーでの掘削が困難な場合には、仕方ないので積んできたボーリングマシンを使用するという作戦となっていました。
結果的に深さ0.80mの辺りからスコップでの掘削が困難になったのでボーリングマシンを使用することになり、ボーリングマシンで水位が出るところまでケーシングを挿入し、水位が出てからはベーラー&ケーシングで掘削しました。
ベーラー掘削を進める中、初めの方は暗灰色のシルトでしたが、途中から予想していた砂層に変わりまして、この砂層は水量が多いからかベーラーを1度引き抜くとケーシング内に0.20~0.80m程度の砂が流入してきます。
こうした現象は大量の水の存在を感じさせてくれるので、ベーラーを突く腕や腰に入る力が高まります。

ベーラーを使い目標深度までケーシングを挿入できたので、ケーシング内にストレーナパイプを挿入して、ケーシングを抜管した。
ケーシングの周りに、ホームセンターで買える1番小さいサイズの砂利をゆっくりと投入する。
地表から1m位まで砂利を投入してから、1mくらいの地点に防虫網を設置し、その上に粘土主体の土を密に突き硬めながら設置した。
これで、とりあえず完了となる。
その後、ポンプを準備して揚水をしてみる。
井戸を掘ってすぐ汲み上げる水は、しばらくは土の色の濃い水が上がってくる。これを長い時間組んでいると、徐々に綺麗になってくる。
しばらく汲み上げてから、段階的に揚水量を上げていき、どのくらい水量があるのかを把握していく。
小さいサイズのポンプを持ってきていましたが、そのポンプの限界揚水量は余裕で汲み上げるので、豊富な水量があることを確認しました。

匂いがわりとあったので水質は良いとはいえない感じでしたが、詳しい水質は今後何度か組み上げた上で水を採取して水質検査に提出して、確認することになります。
水質に関してはある程度の匂いや成分であれば、今時優れた濾過装置が売れているので、それらを設置すれば問題なく水撒きには使えると思います。
料金を比較的抑えるというニーズに応えるために、その後の配管工事は外注会社さんを直接紹介することにしました。
井戸掘りはお客さんのニーズに合わせて臨機応変に対応することが民間仕事では重要ですね。
ほりおわり
ご覧いただきありがとうございました。
ボーリングはこれだ!って掘り方が決まっているようで決まってないので色んなやり方や方法がありますよね。
勉強しながらおもしろくやっていきたいもんです。