-1024x576.png)
初心者オペレーターに気をつけてほしいこと(①準備編)の続きで今回は現場編ということで書いていきます。
現場編
安全第一で作業する
何から書こうか考えた結果
何よりも大切な安全についてから始めます
まずはじめにですね
初心者オペレーターをオペレーターに任命した会社の上司は初心者オペレーターに最高の仕事を求めているわけではありません。
それよりも、今まで助手の時に覚えた技術や発注者への対応などを、実際に全て自分で体験させることで更に成長してもらうことを望んでいます。
その積み重ねの結果、腕が良いとされる技術力や段取りの難しい現場に対しての適切な対応などができるようになっていきます。
ですから、初心者オペレーターには経験してもらうことを期待しているのであって、まだ身についているはずもない今の実力に期待しているわけではないのです。
そして、そのような状態の中で一番起きてほしくないくことが事故です。
繰り返すようですが、初心者オペレーターに成功よりも成長を期待しているとき、会社側は仕事とはいえ速度や質にはあまり期待していません
それよりも”どれだけ責任感をもって現場と向き合い成長してもらえるか”こそ重要視しています。
それでも、初心者オペレーターの性といいましょうか、自分はできるというところをアピールしたくなります
なので進捗が思うように進まなければ休憩時間を削り、残業してでも結果を出そうとしたりします。頑張って結果を出そうとすること自体は悪くないのですが
こうしたときに事故や現場トラブルが起こりやすいです。
初心者のうちは機械の操作も慣れているわけじゃないし、現場環境を見てどんなトラブルが起こるのか予測することも難しいものです
だから会社側の安全に成長してほしいという気持ちと、まだ経験が浅いとうことを考慮すると初心者オペレーターは
”慌てないこと” ”無理をしないこと”
この二つを基本的に守り、安全第一で作業するようにしましょう。
報告・連絡・相談
出ました、ホウレンソウです。古の時代から使用されるこの古くさワードですが、やっぱりすごく大事です
初心者オペレーターには特に。
まず報告、報告は現場でのトラブルや、予定変更を告げられた時、地元住民からなにか言われた時の報告、会社や先輩への進捗報告などのことをいいます。
助手のときにこうした報告の重要さは先輩オペさんから教わっているとは思いますが
現場でオペレーターとして対応した物事は元請けや会社に報告しないと
現場が止まったり、会社の信用を失うなど、大きな損失を生む場合があります。
次に連絡、報告と似ているようですが、結果を伝えるのが”報告”で”連絡”とは予定や事実などの情報共有が目的です。
会社に何時から検尺があるか伝えたり、担当者に現場に到着したことを伝えたり、
周りに自分の状況を伝えることで、情報が共有できることで物事が円滑にすすむようになります。
また、自分が共有しておきたい場合は連絡というよりも自ら確認を行うことでミスを防ぎやすく円滑に進められます。
そして相談、この相談が初心者オペレーターには一番大事なことだと思っています。
というか初心者オペレーターは、相談ありきで現場に出てもらっているところがあります。
ですから迷ったときには相談してから作業を進めてほしいです。
経験が少ないと何を気を付けていいか分からない状態なので、不具合の兆候に気がつかずトラブルや孔内事故が起きてしまいます。
起きてしまうこと自体は、起きた事例を今後の参考にしてくれたらいいのですが、、起きた後にですね、”不具合や事故の正しい解決方法”や”してはいけない悪手”を知らずに行動することで、さらに事態を悪化させてしまうことがあります。
そうなってしまうと今度は、最終的に悪くなった状況に対応する会社の先輩にとっても難易度の高い作業となってしまいます。
経験は積んでほしいけど、できれば大きなトラブルや事故は避けたいので、察知できる異変が起きた後、問題の対処方法が分からない場合は先輩に相談するようにしましょう。
自分はよく、問題の分岐点といいますが、自分の行動によって結果が分かれる分岐点の前では、よく悩み、相談するなどして行動しないと、後で後悔することが起きる可能性があるので注意が必要です。
以下に参考にしていただくためにホウレンソウの例を記します
サンプリングを採取する場合を例にした報連相
報告 本孔が終わったので別孔に移動・シンウォールが無事に採取できた、できなかった
連絡 採取深度の確認・撤去予定日を伝える・採取試料受け渡し日時の確認
相談 採取深度、位置について・うまく採取できなかった後の対応について
異常の察知
掘削中は、掘削している孔やスピンドルのガイドロッドの降下状況を見ているだけでは意識が足りません。
掘削している最中にどんな変化が起こるか分からないからこそ、常に五感を研ぎ澄まして集中している必要があります。
そうすることで、エンジンの不具合の変化、水量の変化、道具の故障、孔の状況などを察知することができます。
これは初心者が急にできるようになりませんが、できなくてもできるようになるために日々五感を研ぎ澄まして現場状況の把握に努めましょう。
僕自身は現場範囲を自身のテリトリー化して隅々まで支配するようなイメージを持っていました。
なのでエンジンが回っている間はずっと疲れますが、おそらくそうしないと孔や現場に合わせた対処ができません。
異常の察知をすることで例えば
足場の異常、変化
機械、エンジンの故障
ケーシングの抑留事故
など様々なことに早めに気が付き、トラブルを未然に防ぐことができます
ボーリングは基本的に相手(現場)に合わせて作業完了まで対処し続ける仕事です。
気が付き、適切な対処をするということが一番大切といえますから、オペレーターの最大の仕事はまず変化に気が付くことになります
ですから、変化を知るために計器をたよるし、その上で計器があってもなくても五感を駆使して異常の察知に努めるようにしましょう。
より深く考えること
異常を察知して考えて、先輩にも相談しながら掘削をすすめる中で
自身が現場で感じた異常の察知と、先輩からのアドバイスを再度よく考え、最終的に自分がどうするか答えを出しましょう。
実際には、答えは現場で実際に行動するまで出ないこともありますし、用意した答えを現場で急に変えることもありますが
次現場に行くときにどんなことをするのかについて選択肢を持って現場に向かうようにしましょう。
実際の孔の状況には考えれば近づけるし、考えないと近づけません。
ダブルチェック
いくら考えても、準備を完璧にしても、人間に間違いやミスは付き物です。
ですから、大事な局面では今の行動に間違いがないか確認してから行動するようにしましょう。
そうしないと、深度の確認が間違っていてせっかくうまく掘れていたのに数十cm掘削長さが足りなかったとか
写真用の黒板に書く文言を間違えて写真を撮ったとか、写真を撮り忘れたとか。
注意しておけば防げたようなつまらないミスは起こしたくありませんし、最悪の場合とても大きな事故や状態を引き起こしてしまう可能性があります
だから何か重要なことをする前には、行動する直前にも自身が間違っていないかチェックしてから行動するようにしましょう。
安全②
最後にまた安全ですが、理由は安全がなによりも優先だからです。
いい仕事をしても技術があっても事故が起れば全て台無しです。
自分が安全に仕事ができるペースで作業するようにしましょう。
安全とは安全管理と衛生管理のことを指しますが、もう一つ現場環境や地域への配慮も含まれていると思っています
配慮ができておらず問題があればクレームがきて会社も安全ではない状態になってしまいますから、安全は何よりも優先されることという意識を持ってください。
おわりに
現場編と言いつつ今回も結局大事なことは心構えとなっていますが
僕は見て学んで繰り返しやってきた技術よりも、心構えのほうがオペレーターとって必要度が高いと思っています。
技術は日々考えて場数をこなせば後からついてきます。
今回のこの記事が初心者オペレーターさんの役に立てばうれしいです。
現場で一人悩んだ時にはボーリンググループチャットふかぼり!を利用してみるのもおすすめです。
色んな周りの人の意見を取り入れながら成長されていくことを楽しみにしています。
それではまたでーす。