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AI時代の調査ボーリング技術者の在る姿【AIとの掘削】

どうも、なんだか難しいタイトルになってしまいましたが、言いたいことはシンプルで、AIを現場ボーリング作業に活かしたらめちゃくちゃ面白いぞという話です。

先日、ふかぼり!の方で、AIに技術資料を読み込ませている方の投稿を見て「これはいいね」と興奮し、記事にしてみることにしました。

ここで言う「面白い」というのは広い意味で、
具体的には――学べる、技術力が上がる、仕事の質が高まる、ということです。

正直、AIが出てきた頃に思いつきそうな話ではあるんですが(もちろん多少は使っていました)、ガッツリ使ってやろうという認識にはなれていませんでした。

原因は、AIに対する信用をはっきり持てていなかったことです。

今は違います。AIの成長は目覚ましく、日常生活の中でも恩恵を感じています。
だからこそ、AIが何ができるのか、そして自分がまだ使いこなしていないことも分かっている。

これは本腰を入れて、AIとタッグを組んで技術と向き合い、現場と戦っていきたい。そう思ったわけです。


ただ、残念なことに、前の会社にいた頃と違い、今は現場が少なく、しかも先輩同行が基本なので、作業中にいちいち研究することが難しい状況です。

現場でバリバリ技術と向き合っている時に、AIと一緒に掘削を詰めてみたかった。

これは正直、悔やまれます。

やはり場数と、実際の現場対応という“研究材料”が必要ですから、言うならば「AIとの掘削」が今の環境ではフルでできない状態です。

もちろん現場はありますが、以前よりは少なく、悩むレベルの高難度作業も今は封じられている。
だからAIの出番も限られているのが現状です。

とはいえ、モヤモヤしているだけでは嫌なので、
もし現場でAIとの掘削をやるなら、これをやりたいということを書いてみます。


AIとの掘削でやりたいこと

細かいところを知りたい

AIの力を借りれば、掘削に使用する資機材の細かい部分まで理解できるはずです。

例えば:

  • ベントナイトやポリマー材の成分と性質
  • 使用時の注意点
  • メタルチップ・ダイヤモンドチップの強度
  • 土質や岩種との相性

カタログ以上、経験未満の領域を埋めてくれる存在として期待しています。


計算をさせたい

  • セメントミルク作成時の数量計算
  • 足場の材料拾い
  • 強度計算

今すぐ困っているわけではありませんが、突き詰めていけば「計算させたいこと」は必ず出てきます。
ここはAIの得意分野なので頼りにしたいところです。


掘削方法を相談する

地質調査オペレーターは、基本的に経験と勘で孔を掘ります。

そこに“相談役”としてAIがいると心強い。

もちろん、初期状態のAIには現場経験はありません。
だからこそ、自分の経験を読み込ませて育てることが重要になります。

ふかぼり!にもそれをやっている方がいて、そのAIが「音で掘る」とか言い出すレベルまで育っているらしくて面白い(笑)

当然、AIが常に正解を言うわけではありません。
使うかどうかを決めるのはオペレーター自身です。

それでも、自分と同じ経験値を持ちつつ、自分より勉強している存在と対話できるのは、掘削の質を確実に高めてくれると思います。

回転数、圧力、送り速度、泥剤濃度、コアの状態――
それらを伝えて次の一手を相談できれば、勘だけで進めるより理屈のある選択ができるはずです。


現場報告・判定補助に使う

現場では、

「岩種は?」
「境界はどこ?」

と聞かれることが多い。

ベテランなら答えられても、中堅だと即答できないこともある。
かといって担当者が毎回現場に来られるわけでもない。

そこでAIに相談したり、画像診断を使えば、判断の補助になる。
これはかなり実用的だと思っています。

知識系の分野は、経験系よりもAIが強い場面が多く、割と納得できる答えが返ってきます。

人手不足の業界だからこそ、オペレーター+AIという形で対応力が上がれば、現場全体が少し楽になるはずです。

将来は、現場+管理を兼ねるオペレーターが増えていく気もしています。


積算に使う

これは大きい。かなり便利。

会社の原価や条件を入れれば、請求額の妥当性を計算してくれる。

職人は金に無頓着と言われがちですが、実際、適正価格の説明は難しい。
元請けの顔色を見て安く受けることもある。

AIは、優秀な経理の先生が常に横にいる感覚です。

これは上手く使っていきたい。


普通に勉強に使う

分からないことは全部相談できる。
先生や先輩がいなくても学習が進む。

実際、プレッシャーメーター試験の解析やソフト操作も、AIに相談しながらある程度は理解できました。

上司のチェックは大事ですが、
会社依存だけでなく、個人で力を伸ばせる時代になったと感じます。


おわりに

こうして書いてみると、やっぱり現場でAIとの掘削を本気でやってみたかったと、つくづく思います。

今の立場でも活用できる場面は多いので、AIを育てながら、相談しながら進めていきます。

AIが常に専門家として相談に乗ってくれる時代です。
やりたい人ほど、独立志向はこれから強くなるかもしれません。

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