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【備中鍬が好感触だったので良いとこ挙げる】
先日、現場で水を多く含んだ粘性の強い礫混じり粘土の地面を、作業を行うために整地をしていました。
整地をする際に、久しぶりに三本鍬を使用したのですが、この時の粘性の強い礫混じり粘土に対して相性抜群で作業が捗り好感触だったので、今回は三本鍬の良いところに注目してみます。
まず、本記事を書くにあたり、事前に情報を集めていたら、三本鍬は、広く備中鍬と呼ばれていることを知りました。
そして、刃の部分が三本なり四本なりに分かれているものを備中鍬と呼ぶようなので、少しでも正しい情報をお伝えするために、今回の本記事では、私がいつも使っている愛称の三本鍬ではく、備中鍬と呼ぶことにします。
そして、この備中鍬ですが、自分が地質調査の仕事を始める前から、畑や田んぼの手伝いで使っていました。
田畑の手伝いをしているときに祖母から、鍬は手の力を使うのではなくて刃の重みを利用して使うものだと教わりました。
そんな、基礎的な使い方はマスターしている、備中鍬を久しぶりに使ったところ、こいつは便利な道具だなーと感心したのです。
この備中鍬のすごいところはどこにあるのか?
①軽さ
フォークのような形状なので、一般的な鍬として挙げられる平鍬よりも、刃の面積が少なく、刃の重量が軽く扱いやすいです。
作業に使うものは、軽いことがとても重要なポイントですよね。
②土離れの良さ
フォークのような形状は摩擦を軽減するため、粘土が相手でも刃に付きにくく、土離れが良いので作業がしやすいです。
③土砕き性能
備中鍬を使うような場所は掘削の対象が粘土であることが多いので、粘土の土が大きな塊として介在していることが珍しくありません。
整地の際などに大きな土の塊は砕いて全体に均等になるようにするのですが、この土砕き作業が、摩擦を受けにくいことと、刃先の形状のおかげでやりやすいです。
これらのポイントのおかげで現場で活躍してくれる備中鍬ですが、ネット通販を見てみますと、様々な種類の商品がありました。
値段もピンキリで、材質や形状も色々なものがありました。
それでも、うちの会社では、今までも、きっとこれからも、一番上の写真に写っているような、昔ながらの鉄製の刃に木製の柄が付いている物を使うと思います。
これが、結局いつまでも使えるんですよね。柄も木製だと軽いし。
でも、折れたり、刃と柄の接続部分の楔が取れたりしたときの修理はちょっと面倒です。だけど、そのくらいのこと気にせず、道具に感謝して修理して使うのも、わりと良いものです。
ということで、三本ぐ......。備中鍬についてでした。