
いきなり石がひとつです。
この石は会長の部屋の隅の棚の上に昔から置いてあるのですが
この石なんだと思いますか?
会長曰くこれは「戒めの石」らしいです。
「戒めの石」とは何か?
会長に意味を聞いてみました
するとどうやらこの石はボーリング掘削中に採取したものだったようです。
綺麗な石でもないし、なぜこの石を飾っているのか分かりませんでした。
理由を聞くとこの石は以前会長が雇っていたオペさんが
半日だったか1日近くだったかの時間ずーーっと回し続けて採取した石だったからでした。
「掘れんー」と思い続けて一度もロッドを上げずに回し続けたなんて時代とか関係なくおバカな仕事です…。
そのオペさんがその日にどれくらい掘ったか分かりませんが従業員のオペさんが長い時間をかけて採取したこの石を会社の反省材料として捉えて会長は戒めの石として飾っていたようです。
僕も掘り始めの頃は孔内で何がどうなっているのかがなかなかわからなくて不必要に長く回したりすることがありました。(時間がかかりすぎ程度の時間)
思えばこの石のことを作業中に強く意識はしたことはありませんが、僕の頭の片隅におバカな仕事はしてはいけないという思いが記憶されているのはこの石のおかげかもしれません。
多分、「戒めの石」と出会えてよかった。
名前も知らない先輩オペさんですが石を取ってきてくれてありがとうございました。

ボーリング技術者 ボリ・ボリー