

BORIBORI-アンケートとは
BORIBORIアンケートとはボリーがTwitterのアンケート機能を使って集計したデータを掘っていく企画です。
地質調査、ボーリングといっても全国様々な仕事のやり方があります、この企画がボーリング技術者の視野が広がるものになれば嬉しいです。
ボーリング技術者の多くのご参加お待ちしています。
今回のアンケート結果はコチラ
BORIBORI-アンケート📝
今回のお題
【10m程度の河床砂礫掘りにケーシングビット何使う?】
※ボーリング技術者の多くのご参加お待ちしています— ボリ・ボリー【ボーリング技術者)】 (@boriborinow) March 7, 2021
アンケート結果
かなり差を広げてダイヤモンドビットの得票数が一番多く、次がスーパーメタルチップ、一番少なかったのは角型メタルチップという結果になりました。
結果を掘る
Twitterでアンケートを募集した直後にいくつかリプライをいただいたことでリプ欄にてより細かいアンケート設定ができました。
いただいたリプをまとめてできた設定がこちらです
コア取り有りで10m程度の河床砂礫(20cm以下の玉石1m中に40〜60%)掘りにケーシングビット何使う?
この設定でのアンケート結果ということで掘っていきます。
アンケートのいきさつ
このアンケート募集した際、ちょうどコア取り有りで10m程度の河床砂礫(20cm以下の玉石1m中に40〜60%)掘りにあたっていました。
この現場には相現場で他に1班いたのですがその班とコア取りの時間に対した違いはないものの、ケーシング挿入時間がその班の方が早かったのです。
そこでその班のオペさんにビットの種類を聞くとスーパーメタルビットを使ってガンガン押して挿入していると聞きました。そこで他のオペさんはどうしているのか気になり募集しました。
結果を深掘り
今回のアンケートのポイントは10m程度で何で掘っても掘れる中で何を選ぶかという所にあります。それぞれのビットの特徴を考えながら得票数について考えていきます。
角型メタルチップ

4角のメタルチップ。チップの種類にもよるが、硬い石に対してもそれなりの圧力でも切削します。
同じ給圧、回転数の場合スーパーチップ(8角)より回転抵抗が大きい分、切削速度は早いがチップが飛びやすい。
ダイヤモンドビットより硬い石に対しての掘削速度は遅いが経済的である。
バランスがよく広く対応できるが切削能力、耐久性は高くない。
YBM 製品ページ
メタルチップ分類表
スーパーメタルチップ

8角のメタルチップ。
回転抵抗が4角チップより小さいため同じ給圧、回転数の場合、掘削速度は遅いがチップは飛びにくい。
深い礫層などに挿入する場合耐久性が高いので選ばれる事が多い。
アンケートのいきさつでもふれたがこのチップの耐久性を利用して高圧、高回転で切削する掘り方もある。※高圧に対応した足場が必要。
ダイヤモンドビット
コアーパック 製品ページ
今回のアンケートで一番得票数の多かったダイヤモンドビット。
メタルより硬い石に対しての切削能力が高いが、高価である。
しかし最近では安価なものが手に入るので導入しやすいこと、切削能力の高さ、過大な圧力によっての障害が発生しにくいこと、足場を選ばないことが多く選ばれた理由だろうか。
ダイヤの種類によっては低回転で掘削できる方法もあるだろうが基本回転力で切削するビットなのでケーシング自体への土圧等による締め付けで回転させにくくなった場合には対策が必要。
旭ダイヤモンド工業
ダイヤモンドビット・マトリックス選定表
まとめ
バランスで角型チップ、耐久性でスーパーチップ、切削能力でダイヤモンドビットが選ばれるのではないだろうか。
それをその地域や場所の特性やそれに向けた工法に合わせてビットを選定していく。
さらにスーパーチップでの高圧高回転での掘り方や低回転でも切削できるダイヤの利用などの道具と掘り方の組合わせによってその現場にあった掘り方を考えて進めていきたい。
BORIBORIアンケート今後より楽しいコンテンツにしていきたいと思います。
BORIBORIアンケートで取り上げてってネタがあれば掘りますのでTwitterやサイトにご応募ください。
ご覧いただきありがとうございました。
ご意見、ご感想ありましたら各SNSにぜひ送ってほしいです。
またご覧ください。
メタルチップ分類表
ダイヤモンドビット・マトリックス選定表