
先日、掘跡を書いていましたら文章が長くなりそうだったのでブログの1記事とすることにしました。
作業は近所で井戸掘りでした。
うちの会社で井戸掘りは元請から頼まれるときもあるけど会社の近所の方に頼まれることの方が多いです。
近所の方に頼まれる井戸の用途はハウス栽培用がいちばん多くてあとは個人の畑や庭に撒く用のものがあります。
会社の近所の地質はどの帯水層も大体カナケ水なのでお客さんには伝えてから掘ります。
先代の代から近所をあちこち掘った上でカナケ水の可能性が高いと伝えても、お客さんは井戸水が使いたいので基本的には使い方考えるからそれでよろしくってことが多いです。
お客さんはなるべく安く抑えたいという思いもあるので、お客さんの用途に合わせて掘削深度や採取位置を探りながら掘ります。
ウチの近所では浅いところの帯水層だと鉄を多く含む赤カナケ水、その下の次の帯水層ではマンガンを多く含む黒カナケ水が出てくるので水量や用途によって採取する層の計画を考えます。
今回は会社の周りの相当近所の話なので車で3分も走って離れた場所では水事情はまた全然違うのでなかなか難しいお仕事です。

そんな中、掘削していて思ったのですが、地質調査技術者は排水や掘屑やマシンの具合の観察に長けているし、調査をしながら基本掘削をしているのでノンコア掘りでしたが結構細かく地質データが取れたように思います。
ノンコア掘りではあるけど細かくデータを取った野帳とにらめっこしながら、パイプやストレーナの設置計画を考えて、パイプ設置していざ揚水して水が出ると、地質調査技術の威力というか実用性を体感できたような気がしました。
井戸掘りってそんなもんだよ?って思うかもしれませんが、こんなことをいうのには理由があって世の中には色んな孔掘りがありますが、色んな孔掘りを知れば知るほど地質調査の孔掘りが繊細に行われていることを感じています。
それに加えて地質調査技術者は地質や土質についての理解もありますから、今回のように他の孔掘りをしたときに地質調査の技術が活きるというのはあると思います。
色んな孔掘りもしてみたいなと思ったり、来週のコア取りに緊張してきたり、それなりに水が多く出て嬉しかったりしながら近所の井戸掘りをしていました。
ボーリングオペレータ ボリ・ボリー
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