
どうもボリーです。
先日、民間建築物の地質調査に行ってきました。
基本軟弱掘りで玉石砂礫層で支持層確認をしたんですが
この玉石砂礫が想像以上に玉石が多くシングルメタル掘削では歯が立たなかったのでダブルコアチューブでコア取りしながら掘進しました。
できれば裸孔が保って後でケーシング入れをしなくて済むように玉石砂礫になるまで軟弱掘りで使っていたベントナイトを薄めて他の泥剤と混ぜて使用しました。
この調子で2m程掘っても孔は保っていたので残り1m確認ならいけそうだと判断しました。実際に残り1m掘れたのですが
ここで連絡が入り
N値確認深度が追加となりました。
これ以上裸孔でいけるか??
と不安でしたが今更ケーシング入れたくないし
そのまま裸孔で掘り進めました。
しかしコアチューブを降ろす際に今までスムーズに降りていた箇所で途中で礫に引っかかって降りない箇所が出てくる。
そういう箇所に当たるとスピンドルに繋いで回して降ろしたり対応していましたが降ろす際にコアチューブ内でコア詰まりを起こしてしまいせっかく降ろしたのにそれ以上降りない状態になる。
仕方がないのでコアチューブを1度地上に上げる。
こういう時にコンポジットメタルがあれば
ガンガン砕いて高比重のベントナイト掘削でいけるのだろうな...。
と頭によぎるが道具がないので考えてもしょうがない。
ケーシング入れるのは最終手段にしたいので
コア詰まりしないように注意しながら再度コアチューブを降ろすが同じ状態になる。
もうこうなると孔の状態はひどくなる一方で
同じ道具を降ろしても時間の無駄だと判断して
ここでケーシングを入れることを決心。
(今日掘り終わることはもう無いな…)心の声。
ケーシングを入れたくなかったのには理由があり玉石が多く掘削に時間がかかりそうなことと
それ以上に問題なのがこの現場には水がなく水タンク給水しているので逸水のあるこの玉石層で水が戻らなかった場合給水が大仕事になるからだった。
先程までの作業で1000L分の水タンクの残りも少なくなっていて残りだけでは掘るのに水量が足りないので1度マシンのエンジンを止めて取水に向かった。
そして
帰ってきていざケーシング入れを進める。
ベントナイト泥水を送りなるべく早く水タンクの水がなくなる前に泥水が還ってくることを願いながら掘削する。
水タンクの水が残り500Lを切った辺りで
泥水が還ってきた。
こうなると下の方でどうなるかはわからないけど、とりあえず水の心配よりできるだけ早くケーシングを入れることを優先できる。
この時以降に泥水が逸水することがなかったことと1度Φ66コアチューブで中抜きしていたこともあり予想より早く、掘ったところまでケーシングを入れることができた。
そして、次の日になりましたが続きを掘削、N値確認して無事完了となりました。
これからはより多くの現場状況に対応できるようにコンポジットメタルなどの道具の追加も考えてみる。
ボーリング技術者ボリ・ボリー