コア採取.サンプリング

コア採取ステージⅢ

ここ数年SNSやグループチャットふかぼり!で

同業者さんと交流することによって

各社の技術と自身のやり方が混ざり合って技術レベルが上がっていっているように感じています。

(それと同時に未熟さも毎日痛感していますが…)

そんな中で今回はコア採取について掘っていきます!

今回の記事のタイトルはコア採取ステージⅢです。

ステージⅢとは

私的に今の会社に入社してから現在まででコア採取技術のレベルに段階を感じていて

僕は今やっとステージⅢに足を突っ込んだ位のレベルなのですが最近ではステージIVの世界も見えてきました。

私の見ているコア採取世界についてです。


ステージⅠ

基本の道具

まずは1段階目から。

僕にとってコア取りの1段目は

・無水掘り

・打ち込み

・軟岩ダブルコアチューブ(先行シュー)

・硬岩ダブルコアチューブ

これらの道具と使い方を覚えることでした。

時代や地域性もあると思いますが

昔からあるコア取りの基本ですよね。

助手の頃にやり方の基礎を覚えて

オペになってからはこのやり方で作業して技術を身につけました。

ステージⅡ

ボトムで玉石砂礫

入社した頃から特殊軟岩といわれている、いわゆるボトムはあったのですが

今から10年前位から

玉石砂礫をボトムで綺麗に採取することが求められるようになりました。

それまでは土砂はメタルで取って礫玉石はダイヤでなんて掘り方をしていて、これは自社に限らす周りの同業者にも多くいました。

それがその頃から同業者達がボトムで取るようになり始めたのです。

周りがボトムで玉石砂礫を綺麗に取り出すと自社も求められるようになったので

ボトムで玉石砂礫を取れるように周りの同業者に話を聞いたり現場を見たりして、自分も取れるようになっていきました。

とはいってもコアは上手く取れているとコアを包むスリーブがいっぱいになって張りのある状態になるのですが

このときは採取はできても張りのある状態で採取することが少なかったです。

そして、この頃からSNSやグループチャットふかぼり!で教えてもらったり意見交換をした事を現場で試して過ごしていました。

知らない道具や知らない掘り方を試しながら徐々に砂礫もスリーブに張りがある状態で採取できることが多くなりました。

ステージⅢ

ボトムでなんでも採る

会社のやり方にもよりますが

自社や自社の周りでは砂や粘土の土砂は

無水掘りや、打ち込みで取ったり

軟岩ダブルコアチューブ(先行シュー)を使ってコア採取をしています。

高品質調査でないのなら特に問題ないし、早いし、経済的なのでこれら方法が使われています。

ただこれらの方法は(特に無水系)比較的均一で連続性のある層であればいいのですが

層が変わったり礫や玉石が混入している場合採取の際にそのまま押してしまい上手く取れない場合がでてきます。

軟岩ダブルコアチューブの場合は無水掘りよりは層の変化や礫混じり土への対応ができますが

ある程度の硬さの礫や玉石、風化岩には対応出来ないためそういうモノが出ると採取の途中で1度地上へあげてダイヤモンドビットに替える必要があります。

ふかぼり!のメンバーの方に聞いたのですが高品質ボーリングではこの1度上げた際に生じるコアの乱れにも注意が必要ということでした。

そこで何が出てきても1回で採取するために

ダイヤモンドビットの付いたボトム(特軟)で取るということです。

ここから先は準備が必要かも・・・

そんなこんなで最近は色々な道具を試したり使ったりしながらボトムでなんでも取れるように練習していますが

流出したり、落失したりしてうまくいかないこともあります。

そして最近になって

今以上にコア採取の確率をあげるには

このブログでも度々登場するデジタル流量計、水圧計が必要だと強く感じています。

ふかぼり!のメンバーと話をしていると

流量計以外にもホースやバルブなどにも工夫をされていることを聞いていて

この先へ進むためには

今使っている現場道具を見直して、手を加えてコア採取用の道具を準備しなければいけないと気づきました。

練習するなら道具を揃えて、道具がないなら普段の道具で取るのがいいかも…

現状、デジタル流量計、水圧計を付けずにボトムダイヤの種類は1種類でインチのホースでコア取りしています。

今あげた箇所は道具を揃えたい部分なのですが会社的になかなか購入できないため、今持っているもので全集中でやっています。

この状態でもコア採取できる時は問題なくできますが上手くいかない場合があります。

しかし上手くいかなかった時に問題があって

そのときに発生している微妙な計器の変化が読み取れないのでなぜどこが悪かったかの判断が難しいのです。

だから、ある意味ぶっつけ本番みたいなやり方になっていることが気になっています。

道具がなくて練習とはいえ失敗の経験がいかせない

それならばボトムにこだわらずにコア取りに当たった方が仕事としては断然いいように思います。

この間は切れ味のいいボトムダイヤで土砂に向かっていました

噂には聞いていましたが土砂をダイヤで向かうとダイヤがかなり減ってしまいました。(土砂用のものを使えば問題ないだろうが…)

無水や打ち込みや軟岩ダブルで採取できることを考えると練習にコストがかかりすぎています。

なので練習しようと思ったら

まずは慣れた方法、コストがかからない方法で掘って稼いだ資金で道具を揃えて修行をはじめるのが正解な気がしてきています。

ステージIV

数年前から色んな方に話を聞いたりSNSでコア写真を見ていたりしたことで更に上のステージが見えてきました。

自分はそういうレベルの方に実際に会ったことはないので、ウワサ話のようになってしまいますが事実、各所にいるみたいです。

高品質ボーリングを専門としている業者さんがこのレベルらしい。

採取率が高い

とにかく取れて当たり前みたいな感じで掘り進めるようです。

全部データや計器で管理したり自動制御などを取り入れてるところもあるとか。

進みが早い

取れて当たり前ということで取っては進みを繰り返すので、とにかく進みが早いようです。

ダイヤビットも多くの種類を用意してあるだろうから地層にあったものを選択していい速さで掘れるようです。

過去にSNSでの情報では玉石砂礫を15~20分程度進めたり、中硬岩~硬岩級の岩盤を日進14mで進めたりという方もおられました。

近所の同業者が会った方はボトムダイヤで日進8mくらいを毎日コンスタントに進めていたようです。

目指すところはここか

上でボトムダイヤを使えば1度上げたりという作業が必要ないといいました

その上、採取率が安定して高いと日進8mとかっていうレベルになるんだと思います。

高品質の場合はm単価も3万~5万くらいはあるらしいので日進それだけいけば相当儲かりそうですよね。

このレベルになるとまるで改良体のチェックボーリングのように掘るらしいです…

このレベルまでいきたいものです。

掘り終わりに

とはいっても毎回上手くやろうとして成長しようとして未だこのレベルなので課題は多いと感じています。

私の場合はまず流量計だ…いつから言ってるんだって思います。

それからコアがうまくいかないときには流出以外にも種類があって

リフターケースの供回りやあげる時の落失などがあります。

これらのことも防いで作業を進めることは相当難しいことだと思います。

ほんとに出来るのか?とさえ思います。

ただコア取りがもっと採取率上がっていって誰でもできるようなやり方を見つけないと僕らの業界に働き方やハッピーなんてものはこないだろうから

SNSやグループチャットふかぼり!で情報共有してもっと簡単に仕事できるようにしていきたいです。


ボーリング技術者 ボリ・ボリー

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