掘進技術

掘屑を確実に排除する

ボリ・ボリー
どうもボーリング技術者のボリ・ボリーです。

今回はスライム(掘屑)を確実に排除することについて掘っていきます。

スライム排除というのは掘削中に出たスライムをポンプで水(掘削用泥水)を送りながら地上に排出して排除することです。

掘削用泥水循環状況

スライム排除する流れとして、送水した掘削用泥水がスライムを運搬しながら地上に揚がってこのプラ舟(黒い容器)に排出されます。

そしてプラ舟中に溜まったスライムを網ざるなどで取り、掘削用泥水中から排除します。

スライム処理状況

このスライム排除確実にしないと様々なボーリング作業の障害になります。確実なスライム排除を行うポイントは採取コアを観察してその中の大きい粒子(粗砂や細礫)が揚がっているのか確認しながらスライム排除することです。

流れの例として、まずはコア観察します。

貫入試験採取コア観察

掘削中に観察コア中の大きい粒子が揚がっているか確認する。

細かい砂しか揚がっていない

スライム処理中に大きい粒子が揚がっていない場合、泥水の比重を高めてより大きい粒子を揚げる。

比重の高い泥水を使用

比重を高くした泥水を送り地上に揚がってきたら再度スライムの確認をする。

スライムの観察

比重を高めた泥水を送ったことにより貫入試験コア観察したときの大きい粒子が揚がり排除できた。

確実にスライムの排除を行い掘削することは事故を防ぎ、高精度なボーリングをするために重要である。


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