
先日、レベル弱~中クラスの台風前の養生について記事にしましたが
今回は台風の後の現場についてです。
前回の記事
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台風はつよい雨風の影響を現場に及ぼします。
そのため台風の後に現場に行くと現場に変化が起きている場合があります。
現場養生のレベルは台風か近づいてくるまでの天気情報や現場の地形や状態を考慮して決めます。
そのため風通しのいい開けた場所であれば飛散しそうな資材は持って帰ったり
山の中であれば一度持って帰るわけにもいかないし
二次被害が起こりににくいことからその場でできる、ある程度の養生にしたり。
こういうように事前に養生レベルを考えて対策しているのですから
何か不測の事態でも起こらない限り
台風後に現場に行ったときに余りにも想像を超えた現場状況であることは考えにくい。
ところが現場では何が起こりかわかりません
台風後初めて現場に行くときは全体を把握するまでは注意しましょう。
これは冒頭であったように現場に変化が起きている場合があるからです。
例えば現場に向かう際に現場までの道中で
台風の影響による道路状況に変化をもたらすような事故や問題(倒木、土砂崩れ、川の氾濫など)が起きていることが考えられます。
事前に道路状況などを確認したり、いつも以上に時間に余裕をもって動くとよいでしょう。
現場についてからも水路の水の氾濫や木々の倒木。他の場所からの飛散物も考えられます。
いつもの道を普通に運転するようなことはせずに目の前の状況をいつもよりも確認します。
現場に着いてマシンのある作業場まで行く際にも
いつもの道だと思わずに、変化した箇所がないか観察しながら動きましょう。
家の横などで掘っていて家の方に台風の影響があって現場に変化があったり
間一髪、問題にはなっていないけど...というようなことがあります。
抽象的ですが何が起こるかわからないけど何かが起こってしまうのが現場です。
不測があると思いながらの行動が大事だからこそ、台風の後は特に注意ましょう。

今回の現場で朝一番にモノレールで作業場に向かっているとき
写真のような倒木が作業場に着くまでに3か所ありました。
写真に写っている木はたいした大きさではありませんが
過去には直径10㎝以上の倒木があったこともあります。
今回モノレールの運転は助手君にしてもらっていたのですが倒木への意識がなく気が付かなかったので
私が声をかけて運転を止めることになりました。
台風の時以外でも前方確認運転は基本ですが、台風や風の強い日はよくおこるので注意しましょう。
今回は台風レベル弱~中の養生について前と後での記事でした。
現場からするとやりすぎない程度の養生で何も起こらないことが一番ですが
何にも起こさないことが一番重要なので時には現場が泣いてでも被害を出さないようにしなければいけませんね。
とはいっても、たまにある二次被害が明らかに考えられない箇所で櫓を倒すとか
資材を一旦全て持ち帰るなどの意味のないことはしたくないけどね。
台風の多い時期になりました、皆さんご安全に!
ボーリング技術者 ボリ・ボリー