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アーク溶接特別講習を受けて

先日アーク溶接特別講習に行ってきました。

講習を受けた理由はボーリング屋は昔から機械修理や道具加工を自社でやることが多くうちの会社にも溶接設備があるので今後自分が使っていくためと、社員教育や安全管理をするためです。
講習は学科2日、実技2日の計4日行われました。最近の特別講習は長いですね。
実技の2日はいいのですが、学科は2日もいらないかなー。
というのも65歳位のベテラン溶接師がボソボソとテキストを全てを読み上げたあとその中の要点について話すっていうのを2日間するんですよ。聞こえづらいし、内容はテキストに書いてあることそのまんまだし…これなら要約した1本の動画の方がよっぽど役に立つと思う。

長い時間机に座らせることよりも意味のある講習作りをするよう改善してほしいです。
だいたい……(自粛)

学科の中でも労働安全衛生法の先生は別の先生だったのですが、ハキハキと話す方でした。
話す内容もテキスト読み上げではなくパワーポイントで要点まとめてあるものを使っていて分かりやすかったです。

そういえば今年度から溶接ヒュームが特化物入りしたらしく、経過措置中の今年はアーク溶接関係の資格講習は忙しいみたいですので、受講される方はお早めに予約しましょう。

安衛法はこんなときにしっかり学びたい。

実技はポリテクセンターで行われました。
40人くらいが3人1組になって練習します。1日目は3人でひとつの溶接台を交代しながら1人に1枚渡された厚さ1cmの鉄板に交代でビード出しをするというものでした。

ビード出し練習

周りの受講者は工場や溶接関係の方ばかりでした、すでに上手な方もちらほら。
2日目は鉄板を溶接で接着して箱を作り、中に水を入れてこぼれないものを目指し作るという課題を1日目と同じメンバーと相談しながら行うというものでした。
キチッとくっつけないと次の板が合わないとか、ミスしたビードをグラインダーで削ったり、人によってやりやすい電圧が違うとかいろいろと身体で勉強できました。

溶接カーテン
ボリ作ヘタ箱

上手い人は時間内に作って、普通の人はちらほら作れてる、それ以外はミスした溶接箇所をグラインダーで削っているところで実技は終了。無事修了証をもらいました。

今回の講習で実技の時、参加者のほぼ全員が真剣な目をして真面目に作業に取り組んでいる姿を見ました。20~40代の青年の働きエネルギーを目の前に感じて、令和時代を働き盛りの職人達で盛り上がっていけそうだと嬉しく思いました。

ー掘り終わりー

 

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