アイテム.ガジェット

ボリーと作業服10年

どうもボーリング技術者のボリ・ボリーです。今回は作業服について掘っていきます。

先日、今年の秋冬作業服を見学に作業服屋やホームセンターを歩いたのですが、もはや当たり前とはいえ作業服の種類の多さに改めて感動しました。
私がボーリングを始めた10年前は淡い緑色とか淡い水色のブルゾン上下セット(タックイン!)が標準でした。 入社したてで普通を知らないし、他の職人業のことも詳しくはないけど、ぼんやりと大工であったり鳶の格好は知っていて、それがかっこいいかは別として、自分のこの作業服は「おもしろくない服装だな」と感じていました。
作業していて上着の裾がズボンから出ると、だらしがないと叱られるので、日に日にその服装(タックイン!)を嫌いになっていました。
しばらくすると、ホームセンターで裾が絞ってあるタイプのブルゾンが扱われだしたのでタックイン!のストレスから解放されました。

今のように技術者、職人が一人一人自分に合わせて使いやすい作業服を選び着るようになったのには某ワークウェアショップの出現が大きく関わったと思っています。
作業服でもおしゃれがしたいという気持ちがあっても仕事ですからTPOに配慮しなくてはならないジレンマを「ここにあるものは作業服」という安心感で様々な服を楽しめるようになり、これに次いでその他作業服屋やホームセンターも、良い作業服を競争して作るようになり、今やどこでも様々な作業服が買えるようになりました。

夏冬用インナーが出てきて屋外作業がとても快適になりました。
夏、吸汗速乾のインナーが出るまではTシャツが汗でびしょ濡れになるので着替えが多く必要だったし、汗を含んだTシャツの不快感を堪えて作業をしていました。
冬のインナーもまるで冬用の肌のように身体を守ってくれるので心強いです。
速乾や保温力の技術はインナーだけでなく他のウェアやズボンにも使われているので雨や雪の日も以前より快適になりました。

それから雨や雪の日には雨合羽を着て作業するのですがその雨合羽も以前は青緑、紺、淡白色のような色の地味な色でダボッとしたものが主流でした。
だから入社当時のタックイン!と同じかそれ以上に雨合羽が嫌いでした。
そんな雨合羽も最近では様々な色、形、性能で選べるようになり、雨や雪の日も快適に少し楽しく作業がしやすくなりました。

最近の服で特に感動したのは、夏の新定番の空調服です。
服の中で常に風が回っているので炎天下などでは着ていても暑いのだけど、服の中は着ていないよりはカラッとしていて快適ですし、日陰ではとても快適に作業することができます。
最近では冬に空調服のようにバッテリーを用いて発熱する上着も出てきていているようです。
つまり空調服は服×バッテリーという新しいジャンルを生み出したと思っています。

作業服は今後も未だ見ぬ素晴らしい商品が出てくるでしょうから、色々試してみて、できる限り楽しく快適な現場作業にしていきたいです。


ご覧いただきありがとうございました。
内容に対してのご意見、ご感想ありましたらぜひコメントやTwitterにてお待ちしています。
またご覧いただけると嬉しいです。

 

人気記事

-アイテム.ガジェット

© 2024 BORIBORI.SITE Powered by AFFINGER5